こんにちは。今回は、我が家で実践している「子どもの将来資金をインデックス投資で効率よく準備する方法」についてお話しします。

子供が結婚し旅立つときに、まとまった資金が用意できたらと考えてました!!
子育て世代の多くが、教育費の準備や将来のライフイベントへの備えに悩む中、
「毎月積立」「保険加入」「学資保険」など様々な選択肢が存在します。
そんな中、我が家では「子ども1人あたり60万円を一括でインデックス投資」するという方法を選びました。
これは、15年以上という時間を活かした長期投資で資金を増やしつつ、家計管理の手間を減らし、精神的にも余裕を持たせるライフスタイルです。
目次
なぜ将来資金を「投資」で準備するのか

子どもが大人になったとき、結婚や進学、引っ越し、留学など、何かとお金が必要になるタイミングが訪れます。
「その時にまとまったお金を持たせて、気持ちよく送り出してあげたい」
そう考えた私たちは、銀行に預けておくだけでは増えないこの時代に、長期投資を選びました。
子どもが20歳になるまでにはまだ15年以上の時間があります。この「時間こそ最大の武器」となり、複利の力で資産が増えていくと考えています。
インデックス投資を選んだ理由
我が家が選んだのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という、世界中の株式に幅広く分散投資できるインデックスファンドです。
理由は3つあります。
- 全世界に分散できてリスクが分散される
- 長期的に5〜6%程度の利回りが期待できる
- 信託報酬(手数料)がとても低い
長期で安定的な成長が期待でき、なおかつ管理が簡単なこのファンドは、忙しい共働き家庭にぴったりの選択肢でした。
「一括で60万円」投資するという決断

一般的には「毎月積立」が王道かもしれませんが、我が家では60万円をまとめて一括投資しました。
これは、以下のような意図があります。
- 月々の家計から積立する手間を省きたい
- 長期で運用することでリスクを分散したい
- 複利の力を最大限に活かしたい
実際、年利5%で15年運用した場合のシミュレーションをしてみると、
60万円 ×(1.05)^15 ≒ 約124万円
と、2倍以上になる可能性があります。
もちろん市況によって上下はありますが、長期運用ならではの大きな魅力です。
毎月の「考える手間」がなくなる
一括投資をしてよかったと実感する点の一つは、毎月「どこに、いくら積み立てるか」を考えなくてよくなったことです。
子どものための資金計画は頭を使います。
・子ども名義の口座に移す?
・教育資金と結婚資金はどう分ける?
・毎月いくら積み立てる?
・年齢ごとに投資先を変える?
こういった悩みを一気に手放せるのが、一括投資のメリットです。
私たちは「この60万円を投資に回したから、もうこの部分の将来資金は準備完了」と考えることで、精神的にもスッキリしました。
子どもが巣立つときの“余裕”を作る

結婚・引っ越し・留学・留年など、人生の節目にまとまったお金が必要な場面は何度も訪れます。
親が金銭的にサポートできるかどうかで、子どもたちの選択肢が大きく変わる可能性もあります。
私たちは、20歳になるタイミングで
「これまでありがとう。これ、持っていきなさい」
と言えるような資金を準備しています。
それが、将来の子どもにとっても、親にとっても大きな心の支えになると信じています。
投資は家計管理の一部である
私たちが実感しているのは、「投資」と「家計管理」は切り離されたものではないということ。
収入・支出・貯蓄・投資。
この4つを一つの流れで考えられるようになってから、我が家の家計はとてもスムーズになりました。
「先に投資しておくことで、家計が楽になる」という発想は、一見逆に思えるかもしれませんが、実際はとても合理的です。
現金の管理と並行するのが理想

もちろん、現金も大切です。
生活防衛資金や緊急時のための現金をきちんと確保した上で、余剰資金を投資に回すことが基本です。
我が家でも、現金6ヶ月分をしっかり確保してから、今回の子ども用投資を行いました。
この順番を守ることで、投資への不安も大きく減ります。
インデックス投資の再現性と安心感
インデックス投資は、市場全体の成長に連動するため、特別な知識がなくても長期的に成果を出しやすいのが魅力です。
我が家のように、投資初心者でもコツコツ資産を育てられる点に、大きな再現性を感じています。
時間さえ味方につければ、「誰でも」「ゆっくり」「着実に」資産を増やせるのが、インデックス投資の良さです。
まとめ|子どもの未来と親の心の余裕のために

子どもが成長する15年、20年は、あっという間です。
その中で、家計管理やライフプランニングに追われるよりも、今、先回りして備えることで、未来の自分たちに余裕をプレゼントできると感じています。
子どもが20歳になる日。
「この日が来るのをずっと準備していたんだよ」
そう伝えられるような、そんな準備をこれからもしていきたいと思います。
この記事が、同じように子育てと家計に向き合う皆さんのヒントになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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