
こんにちは、共働きフルタイムで育児をしながら、
家計管理と資産形成に励むごんふぉれ夫婦です。
これまで「収入の把握」「支出の最適化」「生活防衛資金の確保」について、ブログで発信してきました。そして今、ようやくその次のステージ、つまり余剰資金を活かした長期の資産形成へと進むことができるようになりました。
本記事では、我が家が実践している「再現性の高い長期インデックス投資」
について、考え方・銘柄・積立方法・将来の展望まで詳しく紹介していきます。
目次
◆ 黒字家計の延長にあるのは、資産形成

毎月の家計を見直し、黒字を継続できるようになると、次に生まれてくるのが「余剰資金」。
このお金を何に使うかで、将来の家計の安定度が大きく変わります。
我が家では、毎月の余剰資金の一部を老後資金としてインデックス投資に回すようにしています。
目的は明確です。「老後にお金の不安を持たず、自由に生きるため」。
◆ 我が家の投資スタンス:目的は“老後資金”のみ

投資と聞くと「株で一攫千金?」「危ないことでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、我が家が行っているのは、長期・分散・積立のインデックス投資。ギャンブル性の高い短期売買やリスクの大きい個別株投資ではなく、「世界経済の成長に淡々と乗っかる」という、ごく堅実なスタイルです。
投資目的は老後資金、短期で使うお金は投資しない
例えば、「5年後の子どもの教育費」「車の買い替え費用」といった短期で必要になるお金は、我が家ではすべて現金で確保しています。
インデックス投資で積立しているお金は、あくまで「老後」のため。30年以上先の将来を見据えた運用です。
◆ 実践している銘柄と金額:毎月5万円の積立投資

我が家が実際に投資しているのは、以下の銘柄です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
いわゆる「オルカン」と呼ばれる投資信託で、日本を含む全世界の株式にこれ一本で分散投資ができる優れものです。
・積立額:毎月50,000円 方法:SBI証券のクレカ積立+自動引落 期間:2024年から開始、今後も継続予定
私たちのように育児や仕事で忙しい共働き世帯でも、「一度設定すればほぼ放置」で続けられるのがこの投資スタイルの魅力です。
◆ 複利の力で30年後に6000万円も夢じゃない

毎月5万円を年利5%で30年間運用すると、以下のようなシミュレーションになります。
元本:1,800万円(5万円×12ヶ月×30年)
想定利回り:年5%
最終金額:およそ6,000万円
もちろん相場は上下しますし、年利5%も確約されるものではありません。でも、長期で積み立てるほど、複利の力が雪だるま式に効いてくるのは間違いありません。
「毎月5万円を30年続ける」というのは、極めて現実的で、かつ再現性の高い方法だと自信を持っています。
◆ なぜオルカンなのか?〜初心者に最適な理由〜

投資信託は種類がたくさんあって迷いがちですが、私たちがオルカンを選んだ理由はシンプルです。
- 1本で全世界に分散投資できる
- 運用コスト(信託報酬)が非常に低い
- 投資初心者でも始めやすく、情報も多い
特定の国や企業に依存せず、世界全体の成長に乗れるという点で、非常に堅実な銘柄です。子育てで時間も余裕も少ない今の私たちにとって、「悩まなくていい投資先」というのは本当にありがたい存在です。
◆ 長期投資を続けるためのコツ

① 投資額は“無理のない範囲”で
黒字家計が定着してから、初めて投資に進むこと。家計がギリギリなのに投資してしまうと、いざというときに資金が足りなくなり、積立をやめてしまうリスクがあります。
② 相場を気にしすぎない
インデックス投資は長期的に右肩上がりの市場に乗っかる投資。途中で下がることもありますが、それに一喜一憂せず、“感情を排除して”淡々と積立を続けることが大切です。
③ 情報に振り回されない
SNSやメディアでは「今が買い!」「もう遅い!」などの情報が飛び交いますが、私たちは目的を「老後資金」と決めているため、惑わされずに続けることができています。
◆ 投資を始める前にやるべき3つのステップ
- 収入の把握:毎月どれくらいの余剰が出せるか知る
- 支出の見直し:固定費・変動費を見直して黒字化
- 生活防衛資金の確保:現金で6ヶ月分を確保
これらをクリアした後であれば、長期投資も安心して続けられるようになります。
◆ 老後資金の不安をなくすことが、今の安心にもつながる
「老後が不安だから、貯めなきゃ」「でも、投資って怖いし…」というモヤモヤを、私たちもずっと抱えていました。
でも、毎月5万円、世界全体にコツコツ投資していくだけで、30年後に安心できる選択肢が増える。その事実に気づいたとき、気持ちが一気に軽くなったんです。
お金のことを「今すぐどうこう」だけでなく、30年後まで見据えて考えること。それが私たちの暮らしに、精神的なゆとりを生んでくれました。
◆ まとめ:誰でもできるシンプルな投資で、老後にゆとりを

投資は特別な人だけがやるものではありません。
私たちのように、フルタイム共働きで子育て中でも、無理なくできる。むしろ、忙しいからこそ、手間のかからない仕組み投資が合っていると感じています。
・生活防衛資金の確保
・黒字家計の定着
・毎月の余剰資金からコツコツ積立
これらを整えたら、あとは「継続あるのみ」です。
子どもが巣立ち、私たちが60代になったとき、何の不安もなく暮らせる未来を、今から一緒に築いていきませんか?
再現性が高く、シンプルなインデックス投資で、あなたの未来も明るく、安心なものになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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