子育てと仕事に追われる日々の中、将来のためにどんな資産形成をしておくべきか悩んでいませんか?
我が家は共働きのフルタイム夫婦で、4歳と0歳の子どもを育てています。そんな中でも、「長期投資」を家計の一部に取り入れることで、精神的にも経済的にもゆとりを持つことができました。
今回の記事では、長期投資の基本的な考え方と、子育て世代だからこそ今すぐ始めたい理由、そして我が家が実際に行っている投資の方法について、詳しく紹介します。
目次
投資は「稼ぐ」ではなく「増やす」もの

多くの人が投資と聞くと、「お金を増やして稼ぐ」というイメージを持つかもしれません。しかし私の考えは違います。
投資とは、今持っているお金を未来に向けて育てていく行為です。
短期間で利益を狙うような投機的なスタイルではなく、長期的にコツコツと資産を育てることこそが、再現性が高く、多くの人に向いていると感じています。
長期投資とは何か?

長期投資とは、15年以上の運用を前提とした投資手法です。
なぜ15年以上かというと、過去の市場のデータを見ても、長期であればあるほど資産が増えているケースが多いからです。
- 1年だけ保有した場合、リターンはプラスにもマイナスにもなる(ギャンブル的)
- 5年保有すると、80%以上の確率でプラス
- 15年以上保有すると、マイナスだった年はほとんどない
つまり、時間を味方につけることで、資産を安全に増やすことができるのです。
投資を始める前に家計の整理を
投資を始めるためには、まず家計管理ができていることが大前提です。
- 毎月の収入の把握
- 固定費と変動費の見直し
- 毎月黒字になる仕組みを作る
我が家では、毎月家計簿アプリ(マネーフォワードME)で支出を管理し、余剰資金を月5万円、老後資金として積み立てています。
おすすめの投資商品:eMAXIS Slim 全世界株式
私が実際に選んでいる投資先は、以下の通りです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

特に全世界株式は以下の点でおすすめです。
- 世界中の株式に分散投資できる
- 為替リスクや地政学リスクの分散が効く
- 成長国・先進国両方をカバーできる
- 手数料が業界最低水準
毎月5万円を30年間積み立てた場合のシミュレーション

仮に毎月5万円を年利6%で30年間積み立てた場合、以下のような結果になります。
- 元本:5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1,800万円
- 運用結果:約4,700万円
これは、「複利の力」の恩恵によるものです。運用益がさらに運用益を生む構造になっているため、長期投資の威力は絶大です。
子どもの将来資金も投資で準備
我が家では、子どもたちが将来結婚・進学・起業などを選んでも安心できるよう、1人60万円を一括投資で用意しています。
- 投資先:eMAXIS Slim 全世界株式
- 投資時期:0歳時点で一括投資
- 想定運用年数:15年以上
- 想定利回り:5〜6%
仮に年利6%で15年間運用すると、60万円 → 約144万円になります。これだけあれば、結婚資金や教育費、留学支援にも活用可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓
内部リンク
一括投資をするメリット

子どものお金を毎月積み立てで準備する人も多いですが、我が家では「一括投資」を選びました。その理由は以下の通りです。
- 毎月管理する手間がなくなる
- 投資に対する考える時間が減る
- 一度考えたら、あとは“放置”できる
「忘れるくらいがちょうどいい」それが長期投資です。
子育て世代だからこそ、考えない投資が向いている

育児、家事、仕事…本当に毎日忙しいのが子育て世代ですよね。だからこそ、毎月考えることを減らす仕組みづくりが重要です。
- 家計管理で余剰資金をつくる
- 余剰資金で積立 or 一括投資
- あとは放置して育てる
この仕組みができると、本業や育児に集中しながら、将来の資産を自動的に増やせるようになります。
注意点:投資はあくまで自己責任

最後に、重要な注意点をお伝えします。
投資には必ずリスクが伴います。
- 元本割れの可能性
- 長期でも想定以下のリターン
- 為替や政治的要因による変動
私が紹介した商品や方法は、あくまで「私個人の実践と考え」です。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
まとめ:未来の自分と子どもへの“仕送り”

投資は、今の自分から未来の自分への“仕送り”のようなものです。そして、子どもたちにも「お金の安心」をプレゼントできる方法でもあります。
- 投資は「増やす」行為である
- 長期投資は子育て世代にぴったり
- 家計管理とセットで再現性が高まる
- 商品選びは分散・低コストを重視
- 複利と時間を味方につけて資産を育てる
このように、子育て中でも無理のない範囲で始めることで、将来の選択肢を広げることができます。
未来の安心のために、今から「長期投資」をスタートしませんか?
コメント